ダイエットに効果がある「股関節回し」を紹介します。
股関節回しは骨盤のゆがみを矯正し、本来あるべき位置に戻す効果があります。
それにより胃腸の動きが活発になり、便秘を改善してくれるのです。
便通がスムーズになると、食べたものが素早く体内を通りぬけるので余計なカロリー吸収がありません。
そのためダイエットに貢献してくれます。
股関節回し やり方 寝て行う動作
1 うつぶせになり、両脚をまっすぐ伸ばす。
左ひざを曲げて、足の裏を右足の太ももの内側につける。反対の足も同様に。
2 体の右側を下にして、両足をそろえて横になる。このとき、ひざはしっかり伸ばす。
左腕は力を抜いて楽にし、右腕は頭の下に枕のように当てる。
上半身が不安定なら、左手を床について体を支える。
3 膝が曲がらない程度に、左足を後方に持ち上げ伸ばす。
複式呼吸をしながら、右回りに5回、左回りに5回ほど、小さな円を描くように左足を回す。
なるべく床に近いところで行うのがポイントで、円が描けない場合は足を上下に動かすだけでもOK。
もう一度1の動作を行い、2以降を身体の向きを逆にして行います。
以上を朝晩に一回ずつ行いましょう。
股関節回し やり方 立って行う動作
股関節回しは立った状態でも可能です。
いつでも、どこでもできるので手軽に実践できます。
やり方は以下のとおりです。
1 背筋を伸ばして立ち、息を吸いながら右足を引き上げる。
太ももが水平の高さになったら外側に開く。このとき、膝や足首の角度が90度になるように曲げる。
2 息を吐きながら、足を前方に戻して下ろす。
左足も同様に行います。左右で1セットとして、左右交互に10セット行います。
バランスがとりにくければ、壁やイスの背などにつかまりながら行ってもOKです。
寝て行う動作と立って行う動作の両方行うと、さらに効果が出やすくなります。
時間がない時にはどちらか片方だけでも問題ありません。