「エグゼクティブダイエット」の著者土井英司さんが、同書でダイエットを目的とした筋トレについて解説されています。
土井さんは「筋トレは一日5分」という考えです。
「たったそれだけ?」と感じる時間設定ですが、これにはちゃんと理由があります。
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どんなに忙しい人も必ずやせるビジネスマンの最強ダイエット エグゼクティブ・ダイエット
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「エグゼクティブ・ダイエット」40~42ページおよび53~54ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
筋トレ時間5分間 継続のため&言い訳封じのため!
筋トレは継続することが何より大切です。
そのために毎日の負荷を決めると言って過言ではありません。
トレーニングは、あくまで基礎代謝量を増やすためのものなのだ。
基礎代謝量を増やすのが目的だから、トレーニングは毎日する。ということは、毎日できる量に限定する必要がある。
理由は簡単。
そうしないと続かないからだ。
こうしたことを勘案した結果、エグゼクティブダイエットではトレーニング時間をこのよう決めています。
「時間を使わずにやせる」という目標設定で私はトレーニングを一日5分に設定した。
動かない生活、忙しい毎日を前提にすると、トレーニングは5分程度がいい。これでもきっちりやせられる。
「5分では短すぎない?」とビックリした方もいるでしょう。
しかし「たった5分」だと、ありがちな言い訳ができません。
これで、「時間がないからトレーニングできない」という言い訳はできないはず。
次は、毎日続けることの苦しさにどう向き合うか、である。
別の理由もあります。
これ以上、時間を使ってはいけない。
いったん筋トレをやり出すと、ハマッてどんどん回数を増やしていく人がいるが、これをやってしまうと、仕事が忙しくなった段階で挫折する。
トレーニングする種目は3種類
5分間では、実践できるトレーニングも厳選されます。
土井さんが選んだのはこの3つです。
では、その5分の間に、何をやるのか?
スクワットが最重要。次に腹筋、腕立て伏せをプラス。
(中略)
私が推奨するのはスクワット、腹筋、腕立て伏せの3種類の筋トレを1セットやることである。
3種目だけ、しかもそれぞれ1セットずつならできそうな気がしませんか?
一般的な筋トレでは「この動作10回を3セット」といったメニューがほとんどです。
このほうが筋肉には効くのかもしれませんが、エグゼクティブダイエットはそもそも方針がちょっと違います。
最初は一分半からでOKだ。
徐々にトレーニング内容を充実させて、最終的には5分で止める。これ以上行うと時間という資産が失われてしまうからだ。
われわれの目的はマッチョになることではない。くれぐれも筋トレをしすぎないように注意してほしい。
美しくやせて、美味しい食事が食べられて、洋服を着るのが楽しくなればいい。
結論としては「とにかく実行・継続できる筋トレを少しでもいいからやる」ということになりそうです。
それまで特にトレーニングしていなかったのであれば、それでも立派な変化です。
詳しいやり方などは本書を参考にして実践してみてはいかがでしょうか。