最近は高性能の体組成計も手軽に購入でき、体重のみならず体脂肪も自宅で計るのは当たり前になりました。

一昔前は、自分の体脂肪率を把握しているのはアスリートくらいでしたが、今では体重と共に自分の体脂肪率を把握している一般人は珍しくありません。


ちなみに、体脂肪率を計算する式があるのはご存じでしょうか?
 
1963年に作成された「ブロゼックの推定式」です。かなり昔に作られた式ですが、現在でも現役で利用されています。
 

 
ブロゼックの推定式はこちらです。
 
体脂肪率(%)=457÷身体密度-414
 
身体密度とは文字通り身体の密度のことで、体重を身体の体積で割った数値です。
 
身体の体積を測るのは実は難しく、一般家庭の設備ではちょっと無理があります。
 
自分の体脂肪率を正確に把握する必要のあるアスリートなどは、皮下脂肪から身体密度を算出する方法や、水中で体重を測って身体の体積を出す方法などを駆使して体脂肪率を計算しています。
 
一般人であれば、家庭用の体組成計で体脂肪率を把握しておけば十分ではないでしょうか。
 
日頃自分が使っているのとは別機種の体組成計がジムなどに設置してあったら、計測に使わせてもらって、いつもの数値との誤差を確認すると、より正確なデータを得られるでしょう。