ダイエット中に限らず、甘いものは食べたくなるもの。

そんな時、「カロリーオフ」「カロリーゼロ」食品を選ぶことはないでしょうか?
 

 
現在はこれらの製品も増えており、選択肢が多いのはありがたいのですが、ダイエットを意識するなら知っておくべきこともあるようです。
 
ダイエットコーチ・EICOさんの著書「ダイエットの教科書」64~65ページを参考に、人工甘味料の注意点を紹介します。


ダイエットの教科書(楽天市場・レビューあり)


「オフ」「ゼロ」でもカロリーあり

まず、「カロリーオフ」「オロリーゼロ」という表記であっても、その食品にカロリーは存在します。
 
100mlあたり20kcal未満なら「カロリーオフ」
100mlあたり5kcal未満なら「カロリーゼロ」

 
と表記できるのです。
 
これはあくまで100mlの話なので、500mlだとそれぞれ100kcal(シュークリーム三分の二個分)未満、25kcal(15分の散歩程度)未満のカロリーがあります。
 
なのでどれだけ飲んでも(食べても)良い、というわけではありません。
 
またカロリーだけでなく、「味」の面でも注意が必要です。
 

人工甘味料は甘味を感じにくくなる

「オフ」「ゼロ」食品はカロリーが含まれているだけでなく、味覚にも影響します。
 
EICOさんはこのように指摘されています。

「砂糖不使用」でも、砂糖の代わりに人工甘味料を使っていることも多いです。
 
アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、シクラメートなどは私たちの体に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。
 
ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトールなどは、糖アルコールと分類され、天然にも存在する甘味料で安全といわれていますが、エリスリトール以外のものは血糖値を上昇させます。
 
甘味料は、砂糖よりも甘みが強いものが多いため、甘い味覚に対して鈍くなりやすく、強い甘みを好むようになってしまいます。

「カロリーゼロ」と聞くと、確かにダイエットに貢献してくれそうなイメージがあります。
 
しかし実は別の好ましくない影響を及ぼす可能性もあることは意識しておくべきではないでしょうか。