親と添い寝をする子供は、肥満リスクが少ないそうです。
デンマーク・コペンハーゲン大学のナナ・オールセン医師のチームは、国内の2~6歳の子供497人を調査しました。
この子供達は出生時に体重が重く、肥満要素がありました。
BMIと同時に、両親と一緒に寝ているかどうかも調べたところ・・・
- 親と一緒に寝た経験のある子は肥満リスクが50%低かった
- 毎日親と寝ている子は、そうでない子に比べて肥満リスクが70%低かった
ことが判明しました。
研究チームは「親と一緒の安心感が心理的に良い影響を与えているようだ」と語っているそうです。
安心感から子供が熟睡できるのでしょうか。
大人でも、睡眠不足は太る、という説がありますし。
(余談ですが、日本では昔から「川の字に寝る」なんて習慣がありますが、アメリカでは「添い寝は良くない」との主張が少なからずあるのだとか)
アメリカは長いこと国民の肥満解消に頭を痛めています。
根本原因が食生活にあるのは間違いありませんが、もしかしたら、親子の添い寝推奨がその問題解決の一助になるかもしれません。