布ナプキンのメリット 体を温めて生理の辛さを軽くなど
日本製の使い捨て紙ナプキンは性能が非常に良いことで知られています。
薄くてコンパクトながら吸収力は高く、かつ「漏れ」を防ぐための工夫も凝らされています。
一時期、外国からの旅行者(主に女性)が日本製の生理用品を転売用に買い占める、なんてニュースもありました。
それだけ海外でも高く評価されていて、需要があるということでしょう。
女性にとって欠かせない日用品になっています。
しかし近年は布ナプキンの有用性も見直されています。
布ナプキンには、紙ナプキンにはない良さがあるのです。
布ナプキンのメリット 小山田貴子さん
布ナプキンの良さを最も積極的に発信されているのは、「布ナプキンコンシェルジュ」である小山田貴子(おやまだよしこ)さんではないでしょうか。
小山田さんは、以下のような布ナプキンの長所を指摘されています。
・温かく、冷えない
・かぶれにくく、かゆくならない
・ムレの不快感がない
・生理痛が緩和される
・洗って何度も使用できる
・買い置きの必要がなくなる
・ゴミにならない
・石油原料の消費がなくなる
・化学物質と肌の接触がなくなる
最も実感が得やすいのは、「温め」効果ではないでしょうか。
布ナプキンを使うと、それはいわば「衣類」をもうひとつ当てているようなもの。使い捨てナプキンにはない保温性があるのです。
身体を温めれば、生理は軽くなります。
実際に、布ナプキンを使った女性からは、「生理が楽になった」というコメントが多く聞かれます。
妊活を意識している女性にも、下半身の温めは大きなメリットになります。
近年は特に、体が冷えやすい女性が増えてきているため、現代女性にこそ布ナプキンはピッタリなのです。
とはいえ、紙ナプキンの便利さを捨てる必要もありません。
なので、紙タイプと布タイプを適宜使い分ける、つまり併用するのが最も賢い利用法ではないでしょうか。
寒い季節は布タイプの頻度を増やす、外出時には紙タイプ、といった使い分けができれば、「良いトコどり」で快適に過ごせるはずです。
紙タイプだけを使っている女性は、検討してみてはいかがでしょうか。